のびたのハハの聞いてきた話
A小でCAP(の大人向け)講座を企画実施するまで

- 起 -
A小のPTA運営委員会では、PTA主催で行う行事について、全保護者に
「どんな催しを希望するか」というアンケートを年度始めに配布した

育児マップの会のメンバーでもあるBさんが「CAPというのがあって、こういう
内容なので、(略)企画してほしい」とアンケートに書いた。
アンケートは無記名でもよかったが、「必要があったら連絡下さい」と、
自分の子の 「 年 組 名前(電話)」も記入して提出した。

- 承 -
Bさんのアンケート回答のCAPに、PTA運営委員会が興味を持った。
(注/他のアンケートの回答も『癒し系の企画』などのほか、
『子どもに身の安全を考える教育を』など、CAPに似た要望があったとか)

PTA役員には、新聞記事などでCAPを知っているという人はいたが、
実際にワークショップに参加した人はいなかったので、PTA会長,副会長
さんなどからBさんに連絡がいき、Bさんは、育児マップの会で作ったサイトの
CAP資料などをもっていって話しをしてきた。

今年(平成12年)7月に公民館市民自主企画講座で、育児マップの会が
企画したCAPワークショップ講座の大人向け講座に、A小のPTA役員さん
3,4人も出席した。
(百聞は一見に如かず。実際にCAPとはこうゆものかと把握されたようです。)
そして、A小でもPTAの企画でCAPをということになった。


(注/98年7月の公民館市民自主企画講座で育児マップの会が企画した
1回目のCAPワークショップに参加したC小の方達が、翌99年、
当時2年生のクラスで有志による実行委員会形式で、CAP大人向け講座
と子ども向け講座を企画実施している。
公民館に近いD小でも、一部の学年の保護者会で、大人向け講座を
行っている。(注/ C小もD小もP連を脱退している)(どちらも、
ボランティアで現在NP0として登録している「子どもひろば」に依頼)

- 転 -
 A小PTA運営委員会では,最初、「子どもワークショップ」を土曜日に開こうと
企画したが、CAPのグループの「グループCAP」も「子どもひろば」も
年内の土曜は予約で埋まっているため、断念。
というわけで、保護者向けの「大人ワークショップ」だけを
月曜(平日)の午前中(10時から12時)に視聴覚室で実施した。
 (「グループCAP」に依頼)(講師料3万円+交通費)

- 結 -
A小の方は、来年度は「子どもワークショップ」も実施できるよう次の役員に
引継ぎしたいといっているそうです。
E小のPTA会長さんもA小の「大人ワークショップ」を見学されたそうで
そちらでもCAPの企画を考えたいと(たぶん引継ぎという意味で)いう話を
P連役員の交流会で発言されてました。


付記
A小でアンケートに「CAPを企画してほしい」と書いたBさんは、以前
ほかの小学校の保護者会でもCAPを提案した事もあるが、「そのときは
保護者の反応が薄かった」とかで、企画にはならなかったそうです。
しかしA小で提案したときは、
A小のPTA役員さんたちは非常にノリがよかった。
『そういう企画ならやりたい』と、腰が軽かった 」 と、いっています。


育児マップ(福祉会館で200円で販売してます)の会で、公民館の市民自主
企画講座を使ってCAP講座を企画して今年で3回目です。
まさかPTA交流会でCAPが話題になるような日がこようとは…泣けてきました

まいたタネが少しづつ芽を出しているようで、嬉しいです((T_T))
すこしづつCAPを知る人が増えていき、どこかで臨界点のようなものを
超えるとわっと広がっていくというパターンかなと思いました。

CAP普及お手伝い無償ボランティア(自称)として、この間それなりの挫折や
失敗もしてきましたが、やってきたことが少し報われたようで、えー、
嬉しかったです。(T_T)