東久留米市で CAPを企画して  1 ・ 2 ・ 3



公民館主催なので、公民館の事務所が講座に申し込む人のための窓口となってくれる。
非常にありがたい。
それでも時々、定員が一杯になったところで「もう締めきりました」と答える窓口の方に対して
「そこをなんとか」 と頼む方がいらして、「じゃあ、企画してるグループ゚の方に直接聞いてみて
下さい」と、紹介されて、マップの窓口になってる人のほうに電話がかかってくる事がある。
(「子どもワークショップを見学したい」という電話も、マップの会のほうに問い合わせてもらうようにしている。)

そのうち一件は前年にもCAPを受けたことがある子どもの保護者だった。
(その人は以前同じ生協に入っていた方と同じ名前だったと思うので覚えていた電話応対者の
( ^^; ) 記憶力…) 念のため聞いてみたそうだ。
「去年と同じ内容ですが(低学年から高学年になると少しCAPの内容が変わるが)いいんですか?」
それに対して応対して子どもの保護者の答え
「子どもが昨年、変な男に追いまわされる目にあいましたが、CAPを習っていたおかげで助かったと言っています。子ども自身がぜひ今年も受けたいと言っていますので、なんとか入れてもらえないでしょうか」

(わぁぁぁぁ)(これ以上のメッセージがあろうか)(苦労も吹っ飛ぶ)と思った電話応対者 ( ^^; )は
昨年のキャンセル数が頭にあったこともあり、すぐOKした。
てっきり女の子かと思ったら、かわいい男の子だったそうだ。( ^^; )

詳しく聞き取りをしたわけではないが、CAPで習った護身術が役に立ったと言うよりも、その子がそのとき自分の置かれている状況を即座に理解できて逃げ出せたということではないか。
そしてそれを、身近な大人に対して話すことができたということだ。
怖い経験であったが、ちゃんと対応してちゃんと消化できたということだ。よろこばしい。

CAPでは、「世の中にはワナをしかけてくる大人もいるんだよ。」と教える。
そう教えることについての是非は,かつての性教育についての是非と似ている。
かつて小学生への性教育について「 寝た子を起こすような事はしない方が
いい」という否定のされ方をした。
つまり、なまじ性教育をすることで、関心のなかった子に、性に対する関心を持たせて
しまうから」という考え方。しかし、性は「大人になれば自然にわかる」とでも言うのだろうか。
コンビニに行けばポルノ雑誌が買える日本で。
免疫をつけておくにこしたことはない。

また、うつ病になった人の場合でも、あらかじめうつ病についての知識を少しでも
持っていた人とそうでない人とでは前者の方が回復がはやいという。
前者のほうがまだ自分の状況が理解しやすいからだろう。
たいていの問題は言葉にできるようになれば解決できるともいうから。
世の中には(自分の身の回りでも)こういうことも起こり得るという情報を
蓄えておくにこしたことはない。

CAPでは、同時に 「 あなたには知恵があるし、力を使って逃げる事もできる。
助けてくれる大人もいるんだよ」と子どもを勇気付ける(エンパワーする)。
これが、従来の「知らない人についていってはいけない」
「 〜してはいけない」という防止教育と異なる点である。
一人でも多くの子どもに受けてもらいたい





キャンセルについて

公民館主催なので、参加する親子から受講料は取らない(取れない)。
親が、市報やチラシを見て、子どものワークショップ参加申し込みの連絡を公民館にいれる。
電話申し込みの受付日から5日足らずで、30人×2クラスが、埋まる。
しかし、ここで締めきってはいけない。
お金が要らないものは、気軽に申し込めるし、気軽に欠席することができるのである。

(育児マップを200円とはいえ、有料にしてよかったと改めて思った次第。)

CAPを知らない子どもが自発的に参加することはない。
親が送りださなければ来ない。天気が雨ならまあいいかと休ませる。

100円でも200円でもいいから、受講費の一部を参加者に負担してもらうほうが(申し込みどきに徴収する)、
電話もせずに欠席される率は確実に少なくなるのではないかと思う。

なお、大人向けの講座は人数には関係がないので、電話予約の必要はない。



これは市民講座2年目の反省点。
CAPグループへの依頼が遅くなり、1年目のように土曜日の講座日程が組めなかった。
金曜日の放課後に組んだものの小学校高学年のクラスの申し込みが下がった。
小学生の放課後は思いのほか多忙であり、小学校高学年ともなると、平日の放課後は自分の都合を
優先して、親の命令は退けたくなる。

企画する側の2年目の気のゆるみでした。