のびたのハハ報告
東久留米でCAPがひろがる…かもしれない報告



 CAPについての情報が集まっているサイバーCAPプロジェクトのサイトのBBSを
時々チェックしている。
 参考になる情報やサイト、自分と似たような同志のカキコを見つけたりしている。
 自分もたまにカキコしてくるが、ボヤキの駄文が多いのがなさけない。^_^U

 が、先日やっと少し元気なカキコができた…その理由は…q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

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 9月16日(土)東久留米市の市内の各小学校のPTA役員の交流会があった。
 といっても”P連”(PTA連合か連絡会かの略称)に入っている小学校のPTAだけで、
P連に入ってない(脱退した)小学校も数校ある。
今年、私は役員なので、文化部(小学校で保護者や子供向けのイベントを企画する部と
思ってほしい)の交流会に参加した。

 参加する前は、正直言って
「こんな事をして何になるんだろう?時間の無駄だ。くだんない」
と思っていた。
 というのは、各小学校のPTA役員が交流をする目的は、今までのPTA活動の実施に
ついての反省と、今後のPTA活動の充実に向けての展望をひらくといったところだと
いうのは、言われなくても誰にでもわかる。

 しかし、私はPTA役員をやるのは今年が初めてである。クラスの保護者会でPTA役員を
していないのは誰と誰と誰…と、片方の指で数えられるくらいの人数になってしまい、
その中に私も入るので、引きうけたのだ。

 それは他の役員さんも同様で、つまり、今までのPTA文化部の活動について振り
かえりたくても「今まで」の経験などないわけだし、交流会で、他の学校のPTA活動を
聞いて、かりに「あ それおもしろそう  ウチの学校でも今度それやりたい」と思っても、
来年も文化部役員を引きうけるわけではない。
 これは、他の役員さんも同様である。

 今、役員をしている人の中で「よし!来年も○○部役員として残るわ」という人が
いるのだろうか。
 前年度の役員の一部が翌年も残るというシステムになっているPTAが、はたして
あるのだろうか。
 たいていは役員を一回やれば 「 これでしばらく休める」 と思うものである。
 (しかし、兄弟が別の学年にいる場合はその限りではない^_^U )

 だから、他校の役員との交流会を開いても、セレモニー(儀式)でしかないのでは
と思った。
 (ずっと続いてきた行事を自分の代で止めるのはかなりの勇気と労力がいる。)
 それがいやなら”P連”をやめるほうが手っ取りばやい。
 (だから”P連”を脱退する学校もあるのではないか。)


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 私は、できればCAPを企画できそうな部と思って文化部にしたのだが、今年は
2年に一度の展覧会の年だった。
 保護者の作品の展示のセッティングは文化部が行うのである。
 作品募集から当日の搬入,展示の手伝い,各作品を写真にとって出品者全員に
お礼状を送るまでを行う。 2学期は運動会もあるので、それへのPTA参加(綱引きの
綱だし、駐車場,駐輪場での案内,来賓へのお茶だし…)の設定の準備のための
打ち合わせやプリント刷りのために集まらなければならないので、
「展覧会(作品展)のある年はイベントはなくでもいいんじゃないですか」と言う教頭先生の
お言葉もあり、当校では2学期はPTA主催のイベントの企画はない。
 実際、役員の負担を考えれば、展覧会と運動会の準備だけで2学期は十分である。

 じゃあ3学期…と思ったが
「例年どおり親子料理教室でいいんじゃないですか。給食の栄養士さんと相談して
ください」と先生に言われた…。(;O;)
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 文化部の交流会では、各学校の昨年と今年既に行われたPTA行事について
順に報告していった。
 どこの学校も1学期に1回くらいの割合で、年2〜3回の実施である。

 親子料理教室、親子エアロビクス教室、クリスマスのリース小物作り(対象は
保護者)、外部から奏者を招いての演奏会などのカルチャー的な催しが多かった
が、スクールカウンセラーの講師を招いて子育てについて考える会を催すところも
あった。

 また、例年、交通安全教室をひらいているが、今年は協力先の田無警察が、沖縄
サミットの余波で(向こうに人員が借り出されている為)人手がなくて協力をあおげな
かったため、運営委員会で独自に交通安全冊子を作り、夏休み前に児童に配布した
ところもあった。(スゴイ!)

 そんななかで、A小では、CAP(今回は大人ワークのみ)をつい先日実施して
とても好評だったという報告がされた。また、B小のPTAの人でその大人ワークに
参加した人もいたそうで、B小でも今度行いたいという意見も出て、CAPが
交流会で大きな話題となった。  \(^o^)/

「そういう講座(CAP)があるならウチでも行いたい」という意見が出て、関心が
広がったようなのだ。
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 私もCAPについて少なからず解説してきた。(*^_^*)
 A小のPTAの数名の方が7月の育児マップの会の市民講座のCAP講座に
出席されて、CAPとゆうものを実際に把握された後、9月に自校で企画実施
されたのだから。\(^o^)/
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 もちろん今年のその役員さん達が来年も役員になるわけではなかろうが、
引き継ぎは行われるし、少し期待が持てそうです。(涙)


A小でCAP(の大人向け)講座が企画実施されるまで




   のびたの通うF小では?  
 のびたのははが、年度始めの文化部の集まりでCAPについて言ってみたときは
皆さん「ふ〜ん??」でした(T_T)。
 が、PTA交流会で他の学校でCAPを企画した話に興味を持たれた方がでてきた
のは望外でした (^_-)-☆

 内心、あのときは皆「ふ〜ん??」だったのに、「なんで??」と思いつつも、
マスコミ論だったかで聞いた「情報の2段階の流れ」、「 オピニオンリーダー」
「 百匹目の猿現象」などという関連事項が頭に浮かんだ…。そゆうことかな。

 友人に話したら「そういうもんだよ、よそでやっていると聞いて、わーっと興味が出て
くることってあるよ」とも、言われました。なるほど。

 さて
 P連交流会自体が2学期に開かれるため、他の学校の事例を聞いて
2学期の行事にCAPを組みこむというのは無理。

 のびの小学校では3学期に例年どおり「親子料理教室」と予定されていたが
何も詰めていないため、これを「CAPに変えては」という意見が出た。

 しかし、土曜の午後という枠はどこも予約で一杯なのではないかと予想
されるし、「子どもワークショップ」を行うのは「大人ワークショップ」より
準備が必要なので、時間のない3学期に行うのは難しい。
(注/予算の問題や受講希望者を募り、参加予定人数によって一回でなく
何回かの実施にするなどクラス分けが必要。
大人向け講座は人数に制約がないので1回の実施でよい。
一足飛びに、全児童がクラス単位でCAPを受けるという事態になるはずが
ないので、準備が必要。)

 しかしA小のように、大人向け講座を3学期の平日午前に行うだけでも、
F小にタネをまくことになるのでは。後は来年度の委員さんに引き継いで
もらえたらと思うが…

  …やはり3学期は親子料理教室かな? ^_^U  




    PTA交流会について

 個人的には成果があって嬉しかったPTA交流会(私が参加したのは文化部)だが、
交流会自体には、最初に挙げた問題点がないわけではないと思う。

 しかし、F小文化部の役員で参加する前は「こんなの無駄よね」と、私の意見に
同意していた人が参加すると
「 他の学校では展覧会が役員の負担になってませんか」と積極的に発言し、
その場で各校の話を聞いて、児童の作品展はあっても保護者の作品展自体がない
学校が少なくないと知って、驚いていた。私も驚いた。
(同じ市内でも、役員の時間を展覧会の雑用に供する必要がない学校がある!)


「しらけドリが飛び交う会場になったらどうするんだ」と思っていたが、キッカケがあると。、
他のPTA役員さんもけっこう言いたいことがあって話し出す。ふだん疑問や不満に
思いつつ言えない事もリアクションがあるとわかればしゃべり出すものだ。

 司会者は「今日のテーマは『いかに役員を楽しむか』だったのですが『文化部のありかた』
にまで話が進みました」と締めくくった。

 個人的には「進んだけれども、ちゃんと詰めまで進む以前に時間切れになった」と
いう気がする。


 時間の無駄も少なくなかった。
 各小学校の企画実施の報告などは、事前にアンケートで集めて、それをまとめた
レジュメをつくって当日配布するとかすればわかりやすかったのに。
 また、イベント参加者が学校によって100人、30人と違うが、これは学校の児童数
からして違うからで、「30人でも多いほう」だったりの話の食い違いがあったり
したので、学級数や、PTA役員の配置図についての資料があればよかったのにとか
進行の欠点もあれこれ目に付いた。

 しかし、交流会の担当校は毎年交代するので、そういう下準備を望むのは無理
というもの。
 もし自分のF小が担当校で、そういう資料を作れといわれたらと思うと…^_^U
(自分がまだ参加したことのない、理屈の上では無駄とも思える交流会の資料を
つくれと言われたら、どうしただろうか。
「そういうの、なくても別に困らないんじゃない?当日発表してもらえばいいわよ」で、
すすめていくはず。)


 同じ市内でも 保護者の作品展自体がない学校が少なくないことなどは
前年度の文化部役員との引継ぎにも出てこなかったし、前年のPTA交流会の
記録についてもコピーを渡されただけだった。

 F小では展覧会のある2学期にはほかのPTA主催のイベントができない
 しかし展覧会がある年は、イベントを考えなくてもいい、と考える役員もいるはずだ。
 その年の役員の考え方により運営が異なる。

 また、意欲があろうとなかろうと「役員をしているその場(その年)限り」が繰り返され、
同じことを毎年嘆いていたりする。

 もちょっとよいPTAの引き継ぎのし方というものはないだろうか。