CAPワークショップを行う人を「CAPの講師」「CAPスペシャリスト」「CAPのロールプレーヤー」と言ったりしてますが、正式には「ファシリテーター(水先案内人)」というそうです。しかし、このカタカナは、私には使いずらい(^_^U)。そこで、ここでは「CAPのロールプレーヤー」と書きます。 |
質問のカキコ 「先日のびさんのHPを拝見させていただき、どんな人たちがどんな風に(CAPを)進めていったのか とても詳しく書いてあり参考になりました。 (中略) 私みたいなど素人でもやっていけるんでしょうか? やはり最初はセミナーなどを見学してから「スペシャリスト養成講座」なるものを 受けた方がいいのでしょうか? どう踏み出したらいいのかアドバイスがあればお聞かせください。 よろしくお願いします。」 -------------------------------------------------------------- 御返事 こんにちは カキコ有難うございます まず先に「CAPワークショップ」(大人のでも子どものでも)を受けてみて、そのあとで、「スペシャリスト養成講座」を受けるかどうかを考えてみたほうがいいんじゃないでしょうか。(注/質問の方はまだ実際にCAPのWSを体験していないようだったので) 参考になるかどうかわかりませんが、自分について言うと、私はCAPスペシャリスト養成講座は受けていない。また、受ける予定もないです ^_^U 00年4月1日に育児マップのサイト(のなかにCAPコーナー)を開設したとき、サイバーキャッププロジェクトの管理人さんがCAPコーナーを見てよくできてますと言ってくださったので、このサイトを続けていますが、たとえCAPロールプレーヤーになるつもりはなくても養成講座は受けられるし、サイトを開いてる以上CAPの勉強をちゃんとしておいたほうがいいと思うのですが、時間的にも、体力的にも、金銭的にも、ムリなので、今のところ受けるつもりはないです。 私はそういう受講料(2〜3万)があったら趣味につぎこみたいオタクですし、子どもも小さいので家を空けられません... ...というのは、表面的な理由でして、実際のところ私は、「ガラスの仮面」は好きだけど、ワークショップを見たときに、今でもいじめのロールプレイには感情移入して涙ぐむくらいで、人前で話したり演じたりするのは向いてないんですよ。(でも、「一度人前でCAPを演じると病みつきになる。はまっちゃうよ。」と言う人の気持ちはよくわかる。私は書いたり編集したりの方が向いてるので(だからローカル育児マップをつくったわけで)自分の書いた(表現した)ものが評価される快感、相手に伝わった喜びといった感覚はよくわかる)。 |
★★★ここは「HUNTER×HUNTER」(8巻以上)を読んでいない方は、どうかすっとばしてください。 私にCAPのロールプレーヤーを目指せというのは、操作系の人間に強化系や具現化系のワザを極めろと言うようなものです。もちろん向いてないからまったく出来ないというわけではない。ギドがコマをあやつるのは操作系のワザだし、特質系の彼女もメモリーBOMを撃ちこむための銃を具現化する。しかしクリティカルの技として他系統のワザを極めようとするのはカストロのように「メモリーの無駄使い」にほかならない。または、具現化系の人間が自分には向いていない道具を作りだすために苦しいイメージ修行をするようなものではないかと思う。ははは。★★★ |
とはいえ、ここを読んでいるのが10代20代の方だったら話は別で、「自分に向いているか向いていないか」で決めなくてもいいと思います。質問のカキコをされた方の様に「 悩む 」というのは、自分の中に 自分がなりたいと思う「それ」になれる可能性を見つけているから、悩むのではないでしょうか。 ですから時間的に余裕があるなら、悩む前にいろいろ手を出してみることをすすめます。 私の場合は既婚で子どもがいて、自分の人生の残りの持ち時間を考えるような年齢だからです。世の中100歳まで生きる方も珍しくないとはいえ、如月小春やナンシー関といった自分に年齢の近い、いわゆる「働き盛り」といわれる年齢の方が突然亡くなるニュースを聞くと、自分にとってこれから何を優先するか何を切り捨てて諦めていくかを自ずと考えるようになります。私自身にとっては、CAPロールプレーヤーになることは、考えてから5分くらいで切り捨てた夢です((゚o゚)ヾ(--;オイオイ... )(真実不向きなので目指すのはどう考えても時間の無駄。)誰でも自分にできること、向いていることをさがして、出来ることを出し合って行くのがいいんじゃないでしょうか。 私はロールプレーヤーにはなれないけど、地域でCAPを企画して/講師を駅まで送り迎えする車を出せる人を探したり/会場の机を片付け椅子を出したり/講演中の水差し用意したり/参加者へ配布する資料を印刷してホチキス留めしたり/参加者の子どもの名札つくったり/PCでチラシを作成して公民館で印刷してあちこちへ配ってまわったり/公民館へ講座内容をレポートにして提出したり(ここの市民自主企画講座の義務です)/参加した人と講師に気持ちよく帰ってもらい(?)/またきてもらうための準備雑用をしたり/こういうサイトを作ったりなら、なんとか出来るように思います。 |
思い返せば私は小学生のとき、児童館ではなぜか「子ども新聞」を書き殴り(壁新聞もペーパーの新聞版も何回も作った)、学芸会では舞台には立たず、裏で進行役をしていました。う〜む、三つ子の魂百までってヤツなのかもしれない...。 |
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★「魔方陣グルグル」にも「弱い力も力のうち」という素敵なセリフがある。ははは。★ |
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(02,7,4)