nobiが新聞で見たりネット内でひろったCAPの話題なので、CAP関係を全て網羅しているわけではありません。またリンクは2003-09-13現在のものなので、後日リンク先のサイト編集により切れることもあります。 |
マスコミの記事や行政の公式サイトへのリンク | |
小学校PTAや育児サークルなどのメモ | |
その他のメモ |
■ 2003 東京都市長会の政策提言の中にCAP |
■東京都市長会>活動内容>政策提言 子育て環境の充実について 〜 児童生徒編 〜 (平成15年2月)(PDFファイル) 48頁より (2)子どもの人権意識の育成 「子どもを犯罪から守るためには、安全な環境づくりやまわりの大人が見守っていくことだけでなく、子ども達自身が人権意識をしっかり持ち、暴力から自分を守るための知識や技能を身に付けることも、重要なことと考えられる。こうした中、子ども達にわかりやすい人権概念を教え、子ども達がいじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力といった様々な暴力に対して何ができるかを子ども、親、教職員、地域の人々に具体的に教える試みとして、CAP=子どもへの暴力防止プログラムを実施するNPOを中心とした活動が広がりを見せている。 CAPプログラムは、子ども、親、教職員で別れており、それぞれがワークショップ(参加型学習)形式や講演会形式をとるため、PTA等の企画により実施されることも多いが、最近では、行政の予算により、大人に対しては学校ごとの保護者講演会等で、子どもに対しては小・中学校の総合的な学習の時間や放課後に実施されている例が増えてきている。 多摩地域でも、2001(平成 13)年度から、狛江市、武蔵野市、多摩市が全小学校で実施しており、今後の広がりが求められる。」 これがマスコミの記事ではなく、行政(公的機関)の政策提言の中でCAPについて言及されるようになったということが注目に値します。(ここまできたっ)(T▽T) ちなみに上の項目の次は「(3)ライフスキル教育の推進」。 「相手を尊重しつつ自分の考えを伝える『自己主張コミュニケーション』を養うとともに、『断るトレーニング』として、様々な状況設定における模擬訓練(ロールプレイング)や広告分析を重視した『「ライフスキル教育』が、全国の中学校や高等学校で実施され始めている。東京都では、足立区の中学校で実施されている例があるが、指導できる教員の不足もあり普及が進んでいない。 今後は、研修プログラムを増やすなど、教員の養成を図り、ライフスキル教育を積極的に取り入れていくことが望まれる。」 |
■ 03年5月13日(日)朝日新聞家庭面「学校で家庭で/不審者に備え」より |
↓朝日新聞記事より一部を抜粋「劇や対話通じ、子ら学ぶ」体験授業 「神奈川県鎌倉市で今月7日、自転車の小学生が見知らぬ女から包丁を投げつけられる事件があった。(中略).同市では池田小事件を契機に、昨年度(02年=平成14年度)から小学3年生を対象にした「児童安全指導授業」を開いている。今年度もクラスごとに計約900人が受講。指導にあたるのは、米国で開発されたCAPという教育プログラムの普及に取り組む市民グループだ。(中略) CAPセンターによると、全国で約130グループが活動し、子どもワークショップの参加者は01年度は約19万人。前年度の5割増だ。」 (この記事は毎日新聞縮小版[03年5月分]にも掲載されてるので図書館でも見られる) 神奈川県高校教育情報センター>記事「通学路の安全 上」(あの...(^_^U)。) |
■ 鎌倉市の小学校でCAP実施までの情報交換 |
すぐ上の神奈川県鎌倉市の関連として
「鎌倉子育てガイド」(鎌倉で子育て中の母親たちがボランティアで運営しているサイト。子育てグループとして2001年7月、CAP講習会を開催。)>掲示板ダイジェスト>テーマ4)CAPを各学校で 子育てグループがCAPを企画。「これはぜひ学校で実施すべきだ」「どうしたらいいか?」 と、実施までの「PTAや校長を動かすのはちと大変」「校長いわく『時間と場所は提供できるが、予算がない』」「保護者から(CAPの費用を)集金すると、何かとクレームをつける方がいるので学校側は、学習指導要領など実施の確たる理由がある行事でないと渋い顔になってしまうらしい。」「そこで、保護者にはプリントを出して、不満の出ないうよう説明することにし、『PTAが盛り上がったので、学校が受けてくれた』という形でCAP実施を進めることになった。」などなど実施までのクリアしなければならない課題についての情報交換の様子がわかります。やっぱどこも苦労してる。(^_^U)。 子育てグループやPTAでのCAP企画によってCAPを知る人が増え、行政の広報課やマスコミが記事に取り上げ、社会的認知度も上がり、公費での実施につながっていったのではないかと、nobiは推測します。 |
■ 岐阜県の平成15年度のCAP予算 1,000千円 |
岐阜県公式サイト 平成15年度の予算要求とその結果のファイルによるとCAP実施のために今年100万円の予算ついてます また、東濃子ども相談センター所長の職務に関する協定(H12、5月)のなかで、具体的な事業・目標で名古屋CAP(岐阜CAP準備会/当時)との連携も挙げている CAP予算が100万円なのかCAP以外の内訳も含まれてる数字なのか気になったので「 児童家庭課; 予算編成プロセス公開(財政課) 」にメールして教えてもらったところ、以下のようなお返事をいただきました 「 児童虐待防止対策事業について 日頃は、岐阜県の児童福祉推進にご協力いただきありがとうございます。 お尋ねのページは、平成15年度の予算要求とその結果です。 岐阜県では、児童虐待防止に地域で組織的に取り組む意識が高揚することを目的として、保護者・教員・子どもと関わる大人にCAPプログラムを実施しています。 CAPプログラムを体験することで、虐待とは何か、人権とは何かを大人が学び、児童虐待の認識を深め、児童虐待の予防・早期発見及び域における虐待防止のネットワークづくりの促進を図っています。 平成13年度からこの事業を開始し3年目となります。実施に係る予算は以下のとおりです。 平成13年度 800千円 平成14年度700千円 平成15年度1,000千円 児童虐待防止対策事業についてご協力お願いします。」( 岐阜県庁 児童家庭課 」 ありがとうございました |
■ 埼玉県の教育行政の重点施策の中にCAP |
公式サイト埼玉県教育局管理部 文教政策室長のホームページ 「平成15年度 埼玉県教育行政重点施策 」>主な事業4(人権を尊重する教育と心豊かな人づくりの推進)のファイルの「生徒指導体制の充実〜非行防止、暴力から身を守る〜」の項目のなかに 「2 児童生徒が暴力から身を守るためのプロジェクト 新規 」 「児童生徒が暴力から自分自身を守るための方法を学ぶ「CAP」プログラムの研修会をNPOと連携して開催し、「CAP」プログラムの普及啓発を図る。 ・ ワ−クショップ(参加体験型の学習)の実施」 県の教育行政の重点施策のなかにCAPですCAP。 |
■ 営利団体がCAP? |
保育ルームアリーテという企業(!)がCAP講座も行うと表紙にあります なんというか、いいんでしょうか? 採算取れるんでしょうか? |
■ 茨城県の小学校のメモ |
茨城県つくば市立小学校竹園東小学校PTAホームページ>PTAだより(←同上のPTA公式議事録) 池田小の事件をきっかけに急遽PTAでCAPを企画し実施したものの、今年度は見直しにより企画は中止。来年以降についても検討次第 という内容です。 学校5日制により行事の時間がとりにくくなったことや実施の予算事情や、学校側の方針(「学校の授業は教師が主体となるものでなくてはならない」という方針にCAPがひっかかるらしい)やPTAにCAPに対するかなりの温度差がある場合は、CAPの企画は難しくなるようです。 また、CAP実施にあたっての定義づけをしっかり文書化して(なんというか、いわゆる理論武装して)おかないと、反対意見が出たときに、実施したい側の腰がふらつくという感じもします。 (注 当たり前のことですが、決してCAP企画しない学校を誹謗するためにリンクしてるわけではないですよ。また、このファイルにあるのはすべて「CAP 子ども」 などのキーワードでGoogleで検索してでてきた サイトで、公開されているサイトです。) 同じ茨城県の並木小のPTAサイトではCAPを導入しているもよう (お下がり交換会もあっていいな〜っ) |
■ 山梨県の増穂小学校メモ |
「山梨県の中西部の水と緑の町、増穂町」の 「増穂小学校で子供たちと共に学習し成長をめざす増穂小PTAの活動の紹介サイト」 目次「PTAではこんなことをしています!」のなかに 「CAPの活動」コーナー 瑞穂小でのCAPの実施の状況や必要性についてのファイルです |
■ 東京都板橋区の個人サイト |
「板橋なのだ」>「いたちるガイド」>子育てワード集 「き」 板橋区の情報を幅広く網羅されています。(ほんとに個人サイト!?と驚きました私) 「き」のCAPを見ると、板橋での公費でのCAPはまだ無理そうですね〜(^_^U)。 |
■ 中国新聞地域ニュース |
子ども守る取り組み始まる 中国地方'03/7/13 |
■ [教育さいたま]メモ |
Date: 2003-09-13 (Sat) |