お願い 下に紹介するサイトのファイルはある意味ひっくりかえって 笑ってしまうかもしれないファイルだと思いま) しかし、御覧になって しらけたとしても、あるいは怒り心頭に達したとしても、脱力したとしても 私は一切 責任を持ちません。 <(_ _)>( ぺこり) 「怖れるものなどないっ!」という勇者さまだけ↓どうぞ。 ほんとうにいいんですね? (^◇^;) それは政府の諮問機関の教育改革国民会議についてのサイト 教育改革国民会議 のなかにある資料のページ 。 読んでるうちに、私はひっくりかえりました。 資料のページ(子どもへの方策の具体案)の一部を抜粋すると… ・「子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民に アピールして覚悟してもらう 」 ・遠足でバスを使わせない、お寺で3〜5時間座らせる等の 「我慢の教育」をする ・ 名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する ・バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う これ、教育改革国民会議の「一人一人が取り組む人間性教育の 具体策(委員発言の概要)」とかいう資料の一部。 (クリックして確認してきていただければ、私が捏造した文ではないことを おわかりいただけるので、ネットって便利だな) エライ人ってこんなことを考えているのか…。すごいっ!感動した!(冗談です)。 「バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う」については、 「 まあ、子どもの環境としてバーチャル云々を否定する気持ちは全くわからないでもない」とも思う。 外はいい天気なのに、小学生の子どもが外遊びもしないで、TVの前で一人でゲームをピコピコやっている姿を、好ましいと思える人は少ないのではないか。 しかしそれだったら、まだ、 「バーチャル・リアリティよりも楽しいリアルの世界があることを、子どもに伝える」という「具体案」にかえてほしいと思う。しかしそれが本当に難しくなってしまった実際の現実をエライ人は知らないから、バーチャルを否定すれば事足りると思っているのだろう。何よりも、放課後に小学生の子どもが友達と遊ぼうとしても、少子化でほんとうに近所に子どもがいない、子どもは集団での遊び方を知らないまま育つ…という現実をエライ人は全然知らないようだし、バーチャルよりも楽しい世界があることを子どもに伝えられる大人ってそんなにいるのだろうか。 そのほかの「大人も反省をする」についても、何を反省するかが問題なのに、この「 子どもを飼い馴らす」という発想でいくと、たぶん、「子どもを増長させてきたことを反省する」とでもいう反省なのではないかと想像してしまう。 「通学合宿の実施」という項目があったが、私が以前、新聞で読んだ通学合宿の試みについての教育関係の記事では、異年齢の子どもたちで少人数で共同生活を数日送りながら学校に通うもので、大人ではなく、大学生のボランティア等が最小限の手助けをするものであり、記事を読んで、「 楽しそうだな」と思わせるものだった。 (親の目の届かないところで子どもだけで生活してみるなんて面白そう。) しかし、上のサイトの方策に載ってる通学合宿という活字を見ていると、少しも楽しいとも生活する力が身につくものにもイメージできなくなる。子どもを大人が管理して統括して良い子の型にはめるのが目的に見えてくる。そういうことがこの諮問機関の目的だろうから、そこが推すものだからろくなものじゃないだろうと見えてしまう。残念。 何をかいわんや。 |