「大阪の池田小の事件。同年代の子どもを持つ親としては、涙無しには見られないものでしたが、皆様に質問です。我が子の通う学校ではなにか対策は講じられましたか?新聞や、TVの放送では、登下校の際に保護者が付き添っていたり、集団下校にしたり、校門に施錠をするなど、対策を(本当にすぐに)している学校の事が載っていましたが、皆さんの学校ではどうでしょうか。」というカキコをいただきました。

うちのコの通う学校からは、以下のお知らせがありました。実際には、それまで鍵のかかってなかった裏門の鍵がかかるようになったということくらいです。学校の金網など、乗り越えようと思えば越えられますし…(のび)
 

                                 平成13年6月12日
保護者各位             東久留米市立第★小学校
                            校 長 == ==

        児童の安全確保について
 大阪で起きました小学生の痛ましい事件に、胸がつぶれる思いですが、お子さんを学校
に送り出す保護者の皆様のお気持ちは、いかばかりかと拝察いたします。
 本来、学校は、子どもたちにとって安全で、楽しい場所でなければなりません。そのた
めに可能な限りの、安全確保の努力をすることが求められます。

現在、本校でも、児童の登校後は、正門と裏門のとびらを閉めるようにしています。
また、図書ボランティアの方やふれあいデーに来校されるの方に葉、赤い名札をつけて
今後一層児童の安全確保のために、以下のような点に留意してまいります。

1.児童登校後、正門のとぴらを締め切っておく。
2.学校への出入りについて、正門のみの出入りとし、由転車で来校した場合も、正門
 から入る.(登録同体による夕方や休日の体育館使用を除く)
3.裏門は、かんぬきをかけておく。そして、給食運搬車と業者のみの出入りとする。
4.裏門近辺、正門付近の安全確認に、職員で定期的に目を配るようにする。
5.来校者について、校舎の出入り口を一つに決めて、ノートに記名をしてもらう。
6.東西の昇降口は、授業が始まると同時にドアを閉めた状態にしておく。
7.授業中、放課後の校舎巡回、安全確認を徹底する。
8.休み時間の児童の校庭遊びについて、必ず、校庭、金網周辺の安全に目を配る。
9.出入り業者については、身元の確認を徹底するとともに、作業の終始の報告を徹底する。
10.図書ボランティアの方やふれあいデーの方にも、不審者の有無について連絡をい
ただく。
11.PTA。校外委員会の協力を得て、登校下校時、帰宅後の不審者や変質者などの
  存在の有無について、情報を得たり注意を促したりする。
12.危険を感じたときは、大声を出したり、近隣の家(かけこみハウスやその他)に助
  けを求めたりするなどの行動の大切さを、児童に周知する。
13.教職員、保護者、地域の三者が、連携して、地域ぐるみで、児童の安全を確保する
  ために、情報提供や行動実践を行うことを確認し合う。
14.警察、青少協、民生児童委員の方々、学枚近隣にお住まいの方々に協力をお願いし、
  学校周辺に目を配る体制をつくる。
15.児童が夕方、学校に忘れ物を取りに来ることをしない。
16.校庭での放課後遊びは、なるべく早めに終えるようにする。
17.不審者に気付いた場合、すぐに学枚へ連結をいただくとともに、110番に電話する。
  
また、土日の連休中に、施錠を完全にしていたにもかかわらず、深夜、かぎのそばの窓
ガラスを割ってかぎを開け、不審者が校舎に侵入する盗難事件が、本校をはじめ、近隣の
学校で発生しました。
職員室のみの被害でしたが、すぐに警察に知らせ、捜査をしてもらい
同じ手口であることが分かりました。学校として今後十分に注意しいたしますが、各ご家庭
でも盗難にはどうぞご注意ください。児童の安全確保のためと後者の安全のために、
警察のパトロールの強化を、お願いいたしました。

 児童一人ひとりの身体生命の安全は、学校挙げてまず、確保されなければならないもの
です。同時に、学校を地域に開き、授業を公開し、学枚の教育力を理解していただくこと
を推進することも大切です。
お預かりしている大切なお子さんが、多くのふれあい、体験を通して、楽しく元気いっ
ぱいの学校生活を送ることができるように、上記のような対応をしてまいります。
どうぞ、保護者の皆様、地域の皆様、そして、関係機関のご協力をいただきたく、よろ
しくお願い申し上げます。
学校に何かご連絡ある場合には、いつでもお待ちいたします。TEL (72-×○×○ 校長室)

これは、スキャナから取り込んで、テキストに変換して、直した。
細かい字はPCも読み間違えるので、「不審者をみかけたら」が「 不幸者をみかけたら」に変換されていたりするのが何ともはや…。

(2001, 6,20,)