ー大人向けのワークショップの形式の違い ー
子供ワークショップの内容を伝えることが基本となっているのは同じですが、
各グループの創意工夫で行われるので、グループの個性がでています。

これらは育児マップで見聞したCAPのグループによる形式ですが、
どれがどこのグループの形式だとは言いません。
グループによって、さらに工夫を加えて形式をかえていくこともあるからです。
実際には自分で確認してください。

ここでは、あくまでも「例」として紹介してます。

例 1(2時間)

これが一般的な形式かどうかは、私たちはわかりません/念のため。


CAPの説明や子どもをとりまく状況などについての講義1時間
子どもワークショップの内容の実演1時間

(CAPの歴史などの講義を前半1時間に持ってこられると、参加者のなかには船をこぐ人も出るので困るなあ と企画者根性で思います。(そんな人も子供ワークのロールプレイの場面が始まると、やはり感心して目を開けます。)大人ワークもメリハリとビジュアル化が必要ですよね。もちろん「学習会」なのであまり「おもしろく」に こだわることはないんですが。講師(ロールプレーヤー)さんの経験や個性もあり ますから、講座企画者としては、お話のすごく上手な人がきてほしいなあと、大人ワークの前の晩はまじで祈ってます。
場合によっては(講師の人によっては?)、子どもワークの実演をけっこう
はしょっていて、ほぼ講演に近い形式になってます。)


例 2(1時間)

参加者のノリがいいと、会場に一体感が出て、もりあがる。

子どもワークショップ体験型(約 1 時間)
たとえば こんな感じ…
ワークショップの前に参加者同士で簡単な自己紹介などをしてもらったり
してリラックスし、ワークショップは従来の「講義−傾聴」とは違うことを
理解してもらう。そして、「じゃあ皆さん、これから3年生の子どもにもどって
参加してください」。もちろん、ところどころに「大人」向けの解説を
おり込みながら、子どもワークショップを全部体験してもらう形式。
(ゆえに、大人の参加者も名札をつけるし、子どもワーク同様、あまり
参加者数が多すぎないほうがより有効でしょう)。
CAPについての詳しい講義は省略している。





例 3
(2時間)

どういうタイプの形式であろうと、講師(ロールプレーヤー)の人の個性というか持ち味も大きい要素ですね。

お話30分+子どもワークの実演1時間+お話30分

「子どもワークの実演1時間」とはいえ、解説をおりこみながらなので、
講師の方も自分で言われたようにそこそこ早口でした。
しかしメリハリもついていて、2時間の長丁場を飽きさせないように
工夫されてました。



(2001, 6,20,)
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